タイトル | INDEX #4 ―YES WE CAN DESTROY― |
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会 期 | 2008年5月2日(金) - 2008年6月1日(日) |
時 間 | 11:00 - 19:00 |
入場料 | 無料 |
主 催 | 財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト |
協 力 | art project room ARTZONE、京都造形芸術大学ASP学科 |
会 場 | トーキョーワンダーサイト 本郷 |
アーティスト | 天野亨彦、荒木涼子、狩野仁美、松本和史、西山直樹、岡村陽子、小野友美、尾崎祐太、菅 隆紀、竹原伸彦 |
企 画 | 市原研太郎(美術評論家) |
この度トーキョーワンダーサイト本郷では、「INDEX #4 -YES WE CAN DESTROY-」展を開催いたします。本展は、大学との連携プログラムということで、アートマネージメントを学ぶ学生の実践の場、若い世代の交流の場を目的に行っています。関西の学生が東京で展覧会を開くということの意義と重要性を感じ、今年で3回目の共同開催となっています。
2005年に京都造形芸術大学の運営するアートスペースARTZONEで第1回目が開催されました。2006年からはARTZONEに加え、トーキョーワンダーサイトでの展示を行い、規模を拡大し開催しています。
今年で第4回目となるINDEX展は学生を含む若いアーティストの登竜門としての地位を確立しつつあります。今年はさらなる飛躍を目指して、新人の発掘という役割にとどまらず、時代の変化に敏感に反応する彼らの表現の特性を活かし、社会に働きかける展覧会にしたいと考えています。本展の出品アーティスト10名は殆どが80年代生まれの、20代の若手アーティストです。彼らの作風は、ペインティング、立体、映像等多岐に渡ります。日本のそれぞれの地域を中心に活躍する若手アーティストが東京でどのような作品を見せてくれるのかご期待ください。
つきましては、本展の広報にご協力を賜りたくご案内いたします。
今回のテーマは「破壊」です。破壊と聞けば、戦争や環境問題など暴力的あるいは物理的破壊を想起しがちですが、ここで掲げる「破壊」とは、そのような外的で目立つものばかりでなく、内的で見えない破壊、たとえば制度的な枠組みや物の見方を一変させるようなものも指します。言い換えれば、創造の前後には必ず破壊が伴う。このような破壊の機能や効果に、INDEX展は焦点を当てます。今回の参加アーティストが、自己の表現を羽ばたかせるための素材や力を、この「破壊」から汲み上げる。これが、2008年のINDEX展を読み解く隠されたキーワードになるでしょう。
(本展企画者:市原研太郎(美術評論家))
狩野仁美 作品画像
松本和史 作品画像
西山直樹 作品画像
竹原伸彦 作品画像
荒木涼子 作品画像
菅隆紀 作品画像
小野友美 作品画像
岡村陽子 作品画像
尾崎祐太 作品画像