084 勝 正光 「富士山の天辺」/085 石本かや乃 「かくればしょ」
タイトル | TWS-Emerging 084/085
084 勝 正光 「富士山の天辺」/085 石本かや乃 「かくればしょ」 |
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会 期 | 2007年10月27日(土) - 2007年11月18日(日) |
時 間 | 11:00 - 19:00 |
入場料 | 無料 |
主 催 | 財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト |
会 場 | トーキョーワンダーサイト本郷 |
アーティスト | 勝 正光、石本かや乃 |
TWS-Emergingは トーキョーワンダーサイト(TWS)の若手支援の一環で、トーキョーワンダーウォール(TWW)の入選者100名の中から希望者を募り、審査を経た後、TWS本郷にて個展を行う企画です。本年度は23名の若手アーティストの展示を行います。
本年度第6回目となる今回は勝正光による「富士山の天辺」、石本かや乃による「かくればしょ」の2つの展示を開催いたします。
勝正光は、自身の作品を「単純」、「力強さ」という言葉と共に語っています。鉛筆のみで時間をかけて細密に描きこまれたシンプルなフォルムは、鉛という素材へと還元されます。鈍い反射光を湛えた勝の作品は、時空を越えて存在する太古の鏡のようです。今回、富士山という日本一の山をモチーフに選んだ新作に期待が膨らみます。
石本かや乃の作品は、時の流れを深くするような、石膏とテンペラ技法を混ぜ合わせた白いキャンバス地の上に、赤・青・黄などの印象的な色彩が描かれます。当たり前の日常の風景を、目を閉じると表れる記憶の中の色彩を大切にしながら特別な風景として描き続ける石本の作品には、数字のみのタイトルが繰り返し登場します。思い出を言葉にせずに日付として提示することで、誰にでもある記憶の中の風景を引き出すかのようです。
2名の若いアーティストがそれぞれに表現する現代の感性と空気をぜひご体感ください。
勝正光 /《鉛筆か何か》/ 2006/鉛筆・紙
石本かや乃 /《いえのまえ》/ 2005/油彩・綿布
※終了しました。
10月27日(土)
15:00~16:00オープニングトーク(参加自由)
16:00~18:00交流会(参加自由)