OPEN SITE 10

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「OPEN SITE 10」では、2025年10月から12月にかけてトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)本郷で実施する企画を募集します。
前回の「OPEN SITE 9」では、応募総数279企画から厳正なる審査を経て、セルフ・キュレーション企画やパフォーマンス、上映イベント等の7企画を選出しました。2025年度も、時代性に即した視点でこれまでにない表現を探求し、社会と向き合う創造的な企画を募集します。
美術館の展示室やコンサートホールとは異なる、TOKAS本郷の空間を活かした自由な発想による企画をお待ちしています。

募集概要

1~3の全てに該当するもの。 

1. 次のいずれかの形式に当てはまる企画。
平面、立体、デザイン、メディア・アート等の展示、リサーチプロジェクトの発表、音楽、ダンス、演劇、映画、シンポジウム、ワークショップ等。これらに類する企画やこれらが複合した企画。
2. 時代性、社会性を反映しながら、新しい表現を目指し、創造の場を作り上げていくことに意欲的な企画。
3. 高い構成力や独自性の認められる企画。

発表形式(部門)

A. 展示部門(各会期:約1ヶ月間〔設営撤去日程除く〕、入場料無料)
B. パフォーマンス部門(会場使用可能期間:6日間〔前週にクリエーション期間あり〕、原則として入場料有料)
C. dot部門:シンポジウム、ワークショップ等(企画実施期間:2 日間/6 日間〔設営撤去日程除く〕、入場料無料)

<OPEN SITE 9 展示部門>
COM_COURSE「その姿の探し方」

<OPEN SITE 9 パフォーマンス部門>
中川麻央「Magnetic Contradictions」

<OPEN SITE 9 dot部門>
そこからなにがみえる「そこからなにがみえる:二つ目の試み」

応募資格

1~3の全てに該当すること。

1. 応募者を責任者とし、企画の準備、実施から撤去まで責任を持って遂行できること。
2. 一次選考を通過した場合、二次選考の面接に必ず出席できること。※遠方に在住の場合はオンライン面接も考慮します。
3. 設営や撤去は、必要な人員の手配を含め、全て企画者の責任において実施できること。 特に撤去時に企画者本人が不在の場合は、代理人を立てる等の対策を講じること。

支援内容 

1. 会場の無償提供
2. 制作支援金|展示部門:40 万円|パフォーマンス部門:20 万円| dot 部門:10 万円
3. 設営の補助|展示部門:設営の一部業者委託手配|パフォーマンス部門:20 万円
4. 輸送の補助|展示・パフォーマンス部門:最大20 万円(条件あり)|dot部門:2 万円支給
5. 出演料の支払い(入場料売上相当額)(パフォーマンス部門)
6. カタログの制作(展示部門 ※任意)
7. 宿泊施設としてTOKAS レジデンシーの提供(展示・パフォーマンス部門のうち国内遠方居住者のみ)
8. 広報・宣伝および運営の一部をサポート

※詳細は応募パッケージ内の「募集要項」をご確認ください。

企画実施期間

Part1:2025年10月11日(土)~11月9日(日)
Part2:2025年11月22日(土)~12月21日(日)
※パフォーマンス・dot 部門の実施日は、上記期間内のうち、指定する期間となります。
※月曜日(祝日の場合は翌平日)は休館。

会場

トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京都文京区本郷2-4-16)

応募期間

2025年1月30日(木)~2月27日(木)
※資料アップロードは2025年3月6日(木)まで/いずれも23:59 (日本時間)まで

応募料

無料

応募方法

1. 応募パッケージをダウンロードしてください。


2. 「応募申込書(A)」に必要事項を記入の上、下記までメールで送信してください。

【送信先】apply_opensite10[at]tokyoartsandspace.jp ([at]を@に変えて入力してください)
【メール件名】氏名(フルネーム):OPEN SITE 10応募
【締切】 2025年2月27日(木)必着(日本時間23:59まで)
※応募申込書(A)のみ送付してください。それ以外の提出書類はメールで送らず、事務局からお知らせするリンクに提出してください。

3. メール受信4営業日以内に、OPEN SITE 事務局より資料提出先URLをお知らせしますので、期日までに指定のリンク先に、必要な応募資料一式をアップロードしてください。

【提出物】「企画資料(B)」「フロアプラン(C)」「ポートフォリオ(D) ※パフォーマンス部門は任意」
【締切】2025年3月6日(木)必着(日本時間23:59まで)

選考方法及びスケジュール

一次選考(書類):2025年3月下旬
二次選考(面接):2025年4月19日(土)
入選企画の発表:2025年5月下旬(TOKAS ウェブサイトにて発表)

審査員

金子智太郎(愛知県立芸術大学美術学部准教授/日本美術サウンドアーカイヴ主宰)
小林晴夫(blanClass ディレクター)
畠中 実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 主任学芸員)
近藤由紀(トーキョーアーツアンドスペース プログラムディレクター)

FAQ

■応募資格・参加条件
Q. 応募に年齢制限はありますか?
A. ありません。

Q. グループで応募することはできますか?
A. 可能です。グループの代表者と応募者が異なる場合は、グループ名の記入欄に代表者名を併記してください。
グループの活動歴はポートフォリオに記載してください。

Q. 複数企画の応募(併願)はできますか?
A. 可能です。応募者1名あたりの応募企画数に上限はありません。
その場合、企画ごとに企画書を作成し、それぞれ応募してください。

Q. いずれの部門(展示部門、パフォーマンス部門、dot)でも実施可能な企画の場合、どのように応募すればよいでしょうか?
A. 各部門ごとに企画書を作成し、それぞれ応募してください。

Q. いずれのスペース(A、B、C)でも実施可能な企画の場合、どのように応募すればよいでしょうか?
A. いずれか1つのフロアプランを作成し、提出してください。
ただし、選考の結果、希望のスペースとは異なるスペースでの実施をお願いする場合があります。

Q. 複数のスペース(A、B、C)を使用することは可能ですか?
A. 1企画につき1スペースのみ使用可能です。

Q. 企画を遂行する上で、企業・団体等の協賛、助成を得るのは可能ですか?
A. 可能です。ただし、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)からの助成を本プログラムで実施する企画に適用することはできません。

Q. 支援金には制作費やレジデンシーに滞在中の日当等は含まれますか?
A. TOKASからの支援は制作支援金のほかに、設営補助(または舞台運営費補助)、輸送費補助があります(※いずれも上限あり)。これらは「応募方法および注意事項」に記載の金額をお支払いし、使用目的に規定はありません。領収書の提出も不要です。航空券や日当等の支払いはありません。

Q. 国内遠方居住者及び海外居住者の場合、航空券や宿泊代は出ますか?
A. 遠方居住者には企画の実施にあたりTOKASが必要と認める期間、TOKASレジデンシーの居室を提供します。
ただし、提供できる居室数には限りがありますので、希望にそえない場合もあります。詳細は「応募方法および注意事項」をご確認ください。

■応募書類
Q. Adobe Readerで書類を作成すると、文字の大きさが調節できず、最後の部分の文字が途切れてしまいます。どうすれば良いですか?
A. アプリケーションフォームは、文字サイズや文字数設定が施されています。ご自身で設定変更を行うと、不具合が生じる恐れがありますので、Adobe Readerにて、フォームの枠内に収まるように記入してください。
※上記の方法で記入が難しい場合は、応募パッケージに同梱されているWordデータを使用してください。

応募申込書 (A)・企画資料 (B)
Q. 本名と異なるアーティスト名で活動していますが、どちらの名前で応募すればよいですか?
A. 応募者名欄には本名を、アーティスト名はグループ名欄に記入してください。

ポートフォリオ (D)
Q. 出展予定作品が新作のため、提出期限までに作品資料が揃わない場合は、何を提出すればよいですか?
A. ポートフォリオには参考となる過去作品やイメージ画像等を入れて、素材やサイズ等は現時点での予定をご記入ください。

Q. グループでの応募の場合、ポートフォリオは各アーティストにつき5ページまで提出できますか?
A. 人数に関わらず、1企画につき5ページ以内でポートフォリオを作成してください。

■展示・dot部門について
Q. dot部門の特徴は何ですか?
A. 短期間の展示や作品上映、ワークショップ、シンポジウム、レクチャー等のイベント企画(※いずれも入場無料)を対象とした部門です。

Q. 展覧会期間中に、関連イベントとしてトークやパフォーマンスを実施することは可能ですか?
A. 可能です。ただし、イベントは入場料無料で実施することとし、材料費実費等を含め、来場者から金銭を徴収することはできません。

Q. 展示に保険はかけられていますか?
A. 展示期間中のやむを得ない事故による作品の破損や紛失についてはTOKAS加入の保険対象となります。
ただし、作品内容により保険が適用されない場合があります。TOKASと調整の上、必要に応じて企画者自身で保険に加入してください。  

■パフォーマンス・dot部門について
Q. 客席数はどれくらいを考えればよいですか?
A. 固定席ではないので座席は自由に配置できますが、客席部分に傾斜がないため、スペースの作り方(ステージの位置等)によっては、ステージが見えづらくなります。全ての客席からステージを見えるようにするには、40席程度が適当です。

■展示・パフォーマンス・dot部門共通
Q. TOKASから借りることのできる機材はありますか?
A. 企画の実施にあたり必要な機材の一切は、企画者自身で手配してください。
ただし、設営に必要な工具類のうち、TOKASが所有するものは使用することができます。 

Q. 展示室内で絵の具は使用可能ですか?
A. 水性塗料に限り使用可能です。油性、鉛筆等は使用できません。床面は必ず養生してください。いずれの場合も必ず原状復帰をしてください。

■その他
Q. 会場でカタログやグッズ等の販売はできますか?
A. パフォーマンス部門での公演チケットの販売を除き、販売、寄付等、来場者と企画者の間に金銭の授受を伴う企画は実施できません。

Q. 会場で飲み物や食事を出すことはできますか?
A. 来場者への飲食物の提供を伴う企画は原則として実施できません。   

お問い合わせ

トーキョーアーツアンドスペース本郷 OPEN SITE事務局
E-mail: opensite10[at]tokyoartsandspace.jp
※[at]を@に変えてください。
※お電話でのお問い合わせは受け付けておりません。

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