木村桃子

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(派遣)

更新日:2024.3.13

木村桃子

参加プログラム 二都市間交流事業プログラム(派遣)
活動拠点東京
滞在都市/滞在先モントリオール(ケベック)/センター・クラーク
滞在期間2024年4月 - 2024年7月
滞在目的

2023年にカナダのケベック州で発生した大規模な森林火災の報道に当時強く関心を持ち、山の木々から多くを享受し生活を営みながらも同時に災害とも隣り合わせである日本と共通する部分が多いのではないかと感じた。
森林を取り巻く、現在のカナダの木材産業や先住民と木々の歴史的関係についても着目し、自然環境と人類の共生について広い視点で作品に取り入れたい。
自身がこれまで日本で発表した、採集した枝を使ったインスタレーションをさらに展開し、木材に表出される時間感覚と人間が生きる時間について作品を通し考察する。

滞在中の活動
  • 森林に入り、スケッチを重ねる。可能であれば林業に関わる人と交流を行い現在のカナダの木材を取り巻く状況や森林火災の現状について話を聞きたい。
  • 博物館や美術館を見学し、先住民のものづくりや自然信仰についてリサーチする。カナダの先住民のルーツを持つ現代のアーティストについても調べたい。
  • リサーチと並行して素材収集を行う。訪れた場所で枝や石を拾い加工する。
  • 枝や石を拾ったことを映像や写真でも記録し、作品の一部として使用する。
  • 作品制作のため、収集した素材を加工する。センタークラークの木工作業所の使用について検討、調整。手を動かしながら思考する。

クリエーター情報

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